FILE11:モモ

 

モモ(バラ科)

 

来生 「今回の野外観察は新メンバーの都築君お奨めの場所で行う予定なのだが...一体何処なのだね?」
都築 「え〜とですね...あっ、ここ、ここですよ」
村下 「こ、ここはH田町の桃畑?」
都築 「そう、ウメ、サクラと来たら、やっぱモモもやらなきゃ。ちょうど、ここも花が満開だしね」
来生 「う〜む、しかし前回サクラをやったばかりだしな...」
村下 「そうですよね〜。あんまり同じような題材が続くのもちょっと...」
都築 「そ...そんなぁ〜。せっかくあたしが2人の為にと思って探して来たのにそんな事言うなんて...うっ...ぐすっ...」
村下 「ああっ!?...ごめんなさい理水ちゃん(汗)泣かないで...」
来生 「うっ...すまなかった都築君。実は私も今回の題材はモモしかないと思っていたところだ」
都築 「そうですよね〜。それじゃ早速始めましょう(喜)」
村下 「さ...理水ちゃん?」
来生 「ウソ泣きとはなかなかやるな...まあ、気を取り直して行ってみようか。モモはバラ科の植物で、開花時期も同じ科のサクラと重なっているな。花もよく似ているが、サクラの様に花弁の先に切れ込みが入ってないのが特徴だ。核果は初夏に熟して食べられるようになるぞ」
都築 「う〜ん、やっぱり桃の実は剥いた後、洗わずに食べるのが1番よね。永野のりこ先生もそう言ってるし」
村下 「?あたしは、どっちかって言うと桃は缶詰のヤツが好きかな...」
来生 「まあそれはいいとして、そろそろ植物クイズに行ってみようか。俗世間を離れた別天地の事を『桃源郷』というのは知っていると思うが、その元となった『桃花源記』は誰の作か分かるかね?」
村下 「うっ...そういうのは鏑木君とかの得意分野なのであたしはちょっと...」
都築 「え〜と、よく分からないけど...孔子かな?」
来生 「残念ながらハズレだ。答えは例によって右下にあるぞ」
村下 「さて、今回も終わりましたね。野外観察は最後に博士が何かおごってくれるのが恒例になっているのよ、理水ちゃん」
都築 「えっ、本当?やったぁ!!さすが来生先生、太っ腹ですね」
来生 「おいおい、いつから恒例になったんだ...まあ、いいか。今日はあそこのラーメン屋に行って見るかね?」
村下
都築
「「ごちそうになりまーす!!」」
来生 「やれやれ...」
(おわり)

 

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答:晋の陶潜