FILE12:フジ

 

フジ(マメ科)

 

村下 「今回の野外観察は、前回の理水ちゃんに続いて新メンバーになった小田切君が案内してくれる予定なんですけど...」
来生 「う〜む、そろそろ時間だが来ないな...どうしたんだ?」
小田切 「...すみませーん!遅れましたぁ!...ゼエ...ゼエ(汗)」
村下 「お、小田切君...ひょっとしてここまで走って来たの?」
小田切 「ええ、そうですよ。これくらいの距離なら、毎朝走り込んでますから。それじゃ早速案内しますよ」
来生 「ちょっと待ちたまえ、小田切君。まさか我々もここから走って行かねばならんのかね?(汗)」
小田切 「え、ダメなんですか?」
来生 「い、いや...私が車を出すから、それで行こう」
村下 「そうそう。そのほうがいいわよ小田切君(汗)」
小田切 「それじゃ、お言葉に甘えて...」
来生
村下
(...助かった...)
 I 手川、河川敷の公園...
小田切 「僕のお奨めは、ここのフジですよ」
来生 「ほほう、フジかね...なかなかの物だな」
村下 「あれ?ここのフジの花って白いのもありますね。全部紫色なのかと思ってたのに...」
来生 「ふふふ、まだまだ勉強不足だな村下君。シロバナフジという種類もあるのだよ」
小田切 「関係無いですけど、フジの花ってブドウに似てますよね!」
来生 「...まあ、それはともかく今回も『植物クイズ』に行ってみようか。今現在、鑑賞用に育てられているフジは『ノダフジ』と『ヤマフジ』があるが、どうやって見分けるか分かるかね?」
村下 「う〜ん、葉の形ですか?」
来生 「残念ながら違うぞ、村下君。では小田切君はどうかね?」
小田切 「え?え〜と、花の咲き方とか...」
来生 「おお、それも正解なのだが、もっと簡単に見分ける方法もあるぞ。答えは右下だ」
村下 「さて、それじゃ今回もどこかでお昼ご飯食べましょう」
小田切 「あ、僕いい所知ってますよ。行き付けのトンカツ屋があるからそこへ行きましょう」
来生 「やれやれ、そして今回も私のオゴリという訳か...トホホ」
(おわり)

 

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答:『ノダフジ』は右に
『ヤマフジ』は左に
つるが巻き付く