野外観察２

村下	「野外観察第２回は、博士と美佐子とあたしの３人で市内Ｉ川の河川敷にやって来ました」
来生	「最近かなり寒くなって来たな．．．ところで稲垣君、我々をいったい何処へ連れて行く気だね？」
稲垣	「まあ、黙ってついて来なさいって．．．よし、到着よ！！」
村下	「児童公園？あっ、１２月なのにコスモスがあんなに咲いてる！？」［写真］
来生	「ほう．．．稲垣君にしては気の効いた場所を見つけてきたものだな」
稲垣	「ムカッ！一言多いわよヘッポコ博士！！」
来生	「ふふふ、まあ落ちつきたまえ稲垣君。それでは今回も私から、コスモスに関する問題を出そう。コスモスは明治中期に日本に渡来した花だが、その原産国は何処か知っているかね？」
稲垣	「う゛っ．．．オ、オランダ？」
来生	「ブブーッ！残念、ハズレだ。オランダはチューリップだろう。村下君はどうだね？」
村下	「う～ん．．．ア、アメリカですか？」
来生	「惜しいな、場所的には近いぞ。答えは例によって右下に書いてあるぞ」
稲垣	「ふん。それはともかく、たまにはこうやって花を愛でるのもいいと思わない？」
村下	「そうよね～。うちのＨＰってハツカダイコンとかサヤエンドウとかばっかりで、花とかは素材にならないしね～」
来生	「村下君．．．私の選ぶ研究素材が不満なのかね？」
村下	「あ．．．いや、そういう訳じゃ．．．」
稲垣	「それよりもさ、この近くに美味しい手作り料理の店があるんだけど、お昼はそこで食べない？」
村下	「賛成～！！博士はどうですか？」
来生	「うむ、いいだろう」
稲垣	「それじゃ、来生先生のオゴリってことで。Ｌｅｔ’ｓ　Ｇｏ！！」
来生	「最初から、それが目的だったのか．．．やれやれ」
（おわり）