FILE20:ムクゲ

 

ムクゲ(アオイ科)

 

村下 「久々に地元E県M市からお送りする『野外観察』。今回はM高井町へやって来ました」
来生 「う〜む、この辺りも高速道路が開通してから随分変わったな」
村下 「へえ〜、そうなんですか。あたしはこの辺ってあまり来る事がないからよく分かりませんよ」
来生 「まあ、それはともかく今回の観察対象を探さねばならんな。...おっ、アレにするか」
村下 「...え〜と、これってよく見かける花ですけど何ていう花ですか?」
来生 「おいおい、村下君。それでも我が研究室の一員かね。これはアオイ科の『ムクゲ』という木の花だ。」
村下 「そう言われれば...何か聞いた事あるような名前ですね」
来生 「『ムクゲ』の花は昔は『アサガオ』と呼ばれていたのだよ」
村下 「ええっ!?どうしてですか?本物の『アサガオ』とは全然似てないのに...」
来生 「そうでもないぞ。『ムクゲ』の花は朝開いて夜にはしぼむので、その点は本物と類似しているな。」
村下 「はぁ〜、そうなんですか。勉強になりました。」
来生 「それでは今回も恒例の『植物クイズ』だ。『ムクゲ』はある国の国花に指定されているのだが、それはいったいどこか分かるかね?」
村下 「う゛っ(汗)また難しい問題を...う〜ん、インドですか?」
来生 「惜しいな、村下君。確かにアジアの国ではあるのだが...答えは右下にあるぞ」
村下 「さて、今回はどこでお昼ゴハン食べますか博士?」
来生 「そうだな...M松町にカレーが名物のレストランがあるのでそこへ行くかね」
村下 「いいですね。ぜひ行きましょう」
来生 「ただし『植物クイズ』が不正解だった村下君は、罰として1番辛い『激辛』カレーを食べてもらおうかな」
村下 「ええ〜っ!?イヤですよ、そんなの」
来生 「ふふふ、冗談だよ。さあ行こうか」
(おわり)

 

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答:わが国のお隣、
大韓民国の国花だ