FILE23:アロエ

 

アロエ(ユリ科)

 

来生 「さて久々の『野外観察』だが、今回はM松町へやって来たぞ」
村下 「う゛〜っ...さ、寒いですね博士。さっさとすませて帰りましょう」
来生 「...まったく...まだそんな事を言っているのか村下君。そんな事では一人前の研究者にはなれないぞ」
村下 「...すみません(汗)...で、今回の観察対象は何ですか?」
来生 「う〜ん、確かこの辺りに...おっ、あったあった」
村下 「こ、これは...『アロエ』ですか?」
来生 「うむ、その通りだ。今回は『医者いらず』とも言われる『アロエ』だ」
村下 「そういえば昔『蜂に刺されたらアロエの葉の汁を塗ると良い』なんて言われてましたよね」
来生 「蜂刺されに効くかどうかは別として、葉の汁は火傷やひび・あかぎれに効き、おろし汁を服用すれば咳・喘息、痰に効くと言われているな」
村下 「へえ〜、そうだったんですか」
来生 「他にも神経痛やリウマチにはガーゼ等におろし汁を塗布して湿布代わりに貼れば効果があるらしいぞ」
村下 「なるほど、今回も勉強になりました」
来生 「では、今回の『植物クイズ』に行ってみようか。アロエはギリシアの古名なのだが、その語源は何か分かるかね?」
村下 「...って、また難しい問題を...う〜ん...すみません分かりません(汗)」
来生 「まだまだだな、村下君。答えは例によって右下だ」
村下 「ところで博士、さっきから気になってたんですが...ここって他人の家の庭先じゃないんですか?(汗)」
来生 「その通りだ...おや?庭先で声がするので不審に思った住人が出て来たな」
村下 「ええっ!?どうするんですか博士?」
来生 「そうだな、ここは一つ何食わぬ顔で立ち去るとしようか」
村下 「ううっ...警察とかに通報されたらヤだなぁ...(涙)」
(おわり)

 

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答:ヘブライ語で苦い
(allal)が語源