野外観察３５

村下	「博士！！気が付いたら、もう二ヶ月近くも『野外観察』を更新してませんよ」
来生	「う～む、確かにそうだが．．．一度休んでしまうとやる気が失せてしまったなぁ。五月病だろうか？」
村下	「んも～、いい年して何言ってるんですか。早速行きましょう！！」
研究所近くのＴ木池付近に到着．．．
来生	「さて、この辺りで観察素材を探すとするか．．．」
村下	「早っ！！（汗）こんな近場でですか．．．そういえばこの辺りは第２８回の『マツヨイグサ』で来た事がありますね」
来生	「うむ．．．お、いい具合に『ハリエンジュ』の花が咲いているじゃないか。今回はこれにしよう」
村下	「『ハリエンジュ』．．．何か聞いた事あるような無いような．．．花は『フジ』に似てますね、房みたいになってるし」
来生	「『ハリエンジュ』も『フジ』も同じマメ科の植物だからな」
村下	「なるほど、そうだったんですか」
来生	「『ハリエンジュ』は北アメリカ原産の落葉大高木で砂防用や街路樹として植えられているな。葉の付け根に托葉が変化した針があるので、このような名で呼ばれているのだ」
村下	「へえ～。．．．あ、この花けっこういい香りがしますね」
来生	「そのせいか『ハリエンジュ』の花は蜂蜜源としても利用されるそうだぞ」
村下	「本当ですか？それは美味しそうですね」
来生	「それはさておき、そろそろ植物クイズに行ってみようか。『ハリエンジュ』は別名があって不名誉にも『ニセ○○○○』と呼ばれているのだが、この『○○○○』の部分には何が入るか分かるかね？」
村下	「ええ～っ！？う～ん『フジ』に似ているから『ニセシロフジ』ですか？」
来生	「残念ながら全然違うな。答えは例によって右下だ」
村下	「さて、これからはもっと『野外観察』もマメに更新しないといけませんね」
来生	「う～む、それはどうかな．．．」
村下	「んも～、しっかりして下さいよ博士（汗）」
（おわり）