野外観察４４

村下	「皆さん、お久しぶりです。今回の『野外観察』は久々に重信町の『愛媛県花き総合指導センター』へやって来ました」
来生	「『野外観察』自体、本当に久しぶりだな。それにしても今日は暑いな．．．」
村下	「本当ですよね～。まさに灼熱地獄です。あ゛づ～（汗）」
来生	「ここは、ほとんど日陰が無いからな。お、今回はあれにしようか？」
村下	「あ、なんか可愛い花ですね。これは何ていう花ですか？」
来生	「これは『タマスダレ』という花だ」
村下	「『タマスダレ』っていうと大道芸人の人が手に持って「あ、さて。あ、さて．．．」とか言って色々な形にする奴ですね」
来生	「それは『南京玉簾（なんきんたますだれ）』だ。村下君、そういう細かいボケは入れなくていいぞ」
村下	「え、違うんですか？けっこう本気だったんですけど」
来生	「．．．まあ、それはともかく．．．『タマスダレ』はヒガンバナ科の植物だ。６枚の大きな花弁と細長い円柱状の葉が特徴だな」
村下	「こ、これもヒガンバナ科なんですか？なんか、やだなぁ（汗）」
来生	「こらこら村下君、偏見は良くないな。とは言え、『タマスダレ』も葉や鱗茎部分が有毒なんだがな」
村下	「ますます、ヤな感じですよ（汗）」
来生	「さて、今回の植物クイズに行ってみようか。この『タマスダレ』、園芸上は別の名前で呼ばれる事が多いのだが、何と言う名前か分かるかね？」
村下	「え～．．．分かりません（汗）って、いつも思うんですけど、こんなにいきなり問題出されても分かりませんよ！！」
来生	「まあ、それは言わない約束だ。正解は例によって右下だ」
村下	「う゛～、それにしてもあ゛づい～」
来生	「おっと、村下君が暑さでグロッキー寸前だな。どこか涼しい所に避難しようか」
村下	「．．．かき氷食べたい～」
（おわり）