FILE4:ツバキ

 

ツバキ
(ツバキ科)

 

来生 「さて、今回はツバキの花を観察する為にY町にあるE大学のグラウンド周辺にやって来ているぞ」
村下 「やっぱり冬の花の定番といえば、ツバキの花ですよね。それにしても、何でE大学のグラウンドなんですか?」
来生 「ふふふ、実はE大学のグラウンド周辺にはツバキの木が沢山植えられているので、隠れた鑑賞スポットになっているのだよ」
村下 「へえ〜そうだったんですか。あ、本当だ。いっぱい咲いてますね」
鏑木 「あれ、来生先生に村下さん?こんな所で何やってるんですか?」
来生 「おお、鏑木君ではないか。君こそどうしてここに?」
鏑木 「俺は学校からの帰りですよ」
村下 「あたし達はHPの野外観察の取材でツバキの花を見に来てるのよ」
来生 「ちょうどいい。鏑木君もちょっと参加しないか?」
鏑木 「面白そうですね。いいですよ」
村下 (うっ...何でこの2人妙に仲がいいんだろ?)
来生 「鏑木君は、ツバキについて何か知っている事はあるかね?」
鏑木 「う〜ん。あ、そういえば暖冬続いているので、ツバキの開花時期が例年よりも43日も早かったそうですよ」
来生 「ほう、さすがは鏑木君、よく知っているな」
鏑木 「この前、新聞にそういう記事が出ていたんですよ」
村下 (マズイ...このままじゃ鏑木君にいいところを取られちゃうわ...)
「か、鏑木君!突然だけど、ここで植物クイズよ!!」
鏑木 「植物クイズ?何ですかそれ?」
村下 「いつも、そういうのをやってるのよ。それじゃ、行くわよ。ツバキの原産国はどこか知ってる?」
鏑木 「...ツバキは、日本特有の花じゃなかったですか?「椿」って字も中国には無いと聞いたような気が...」
村下 「うっ...正解よ。やるわね鏑木君」
鏑木 「それじゃ、俺からも問題を...ツバキは英語で何ていうか知ってます?」
村下 「えっ!?え〜と、え〜と(汗)」
来生 「ふふふ、鏑木君に一本取られたようだな村下君。鏑木君、答えは右下に出しておいてくれ」
鏑木 「?...よく分かりませんがやっておきます」
来生 「そんな訳で今回は終了だ。ところで、この辺りに旨い中華そばの店があるらしいのだが、鏑木君も一緒にどうかね」
鏑木 「いいですね、行きましょう」
来生 「ほら。いつまでも落ち込んでないで、村下君も行くぞ」
村下 (う゛〜。次は負けないわよ、鏑木君)
(おわり)

 

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答:camellia