説教要旨
2001年10月28日(日)
[説教題] ライフスタイル
[聖書] ヘブル人への手紙第13章1〜6節
金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。
ここでは、私たちの生き方そのものを問っています。
1 兄弟愛をつづけなさい。
当時のヘブル人に間には裁きがありました。ユダヤ教に戻ろうとしている人を排除する
傾向がありました。しかし、排除するのではなくキリストの愛をもって、教会として一定の
線を示すことが必要だと言われました。異端者狩りではいけません。
旅人をもてなしなさいともありますが、旅人をもてなすことができるのは温かい家庭つまり
クリスチャンホームであり、そこにはなぐさめと励ましがあるのです。当時のクリスチャンは
信仰のゆえに投獄された人が多くいましたが、そういう人たちに差し入れをしたり献金したりして
具体的に支えていた人に習いたいものです。
2 性道徳の問題 結婚が全ての人に尊ばれるように
神の祝福として夫婦の性愛が与えられました。神に離れて動物的になってはいけません。
サムソンが士師記の中で性欲に走って裁きを受けたことが記されていますが、そのように
なってはいけないのです。
3 お金と富の問題
これは私たちの生き方に影響します。お金に対して誤った考えを持つと、誤った独立心を持って
しまいます。今はお金さえあれば何でも手にはいるといわれる世の中です。
マタイ6−21「あなたの宝のある所には、心もあるからである。」地上の宝に夢中になると見えない
来るべき世界のことを考えなくなってしまいます。お金の奴隷になつてはいけないのです。
神は必要なものを備えてくださるということを信じていきたいものです。
神の国と神の義を求める信仰生活を送っていきましょう。