説教要旨

2001年12月9日(日)
 [説教題] 主イエスの価値標準−主に喜ばれるように−
 [聖書] マルコによる福音書第8章27〜38節
      人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか

 今日の聖書の御言葉は、フランシスコザビエルが信仰に導かれるときに頂いた言葉です。

  私たちは、いろいろなもので試されています。自分たちの信仰生活の柱、土台が真っ直ぐに
立っているかを常に点検し、曲がっていたなら修正する必要があります。

 創世記に出てくるエソウのように、欲求と永遠の命を引き替えにして、後から後悔しても
遅いのです。人には欲求はありますが、神を大切にするということを押しのけてはいけません。
私たちはイエス様の前に永遠の命を失うようなことには、「ノー」とはっきり決別しないといけません。
それが価値標準です。

 私たちはいろいろな場面で、教会にいるより他の所がいいと思うこともあります。
しかし、神様を押しのけてそこから離れてしまったら、自分の命を失ったら、何にもならないのです。
苦しいときでもイエス様は私たちを助けてくださるのです。

 神から離れて永遠の命を失わないこと、この価値標準をもう一度確認し信仰生活を歩んでいきましょう。

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