説教要旨
2001年12月23日(日)
[説教題] 決断の時
[聖書] ルカによる福音書第2章1〜20節 コリント人への手紙第5章16節〜6章2節
「わたしは、恵みの時にあなたの願いを聞きいれ、救の日にあなたを助けた」。
見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である。
全世界でクリスマス礼拝を行い主のご降誕をお祝い出来ることを感謝します。主イエス様がダビデの
家系に救い主として誕生してくださったことを心からお祝いするのがクリスマスです。
最初にクリスマスを行ったのはイスラエルの羊飼いたちです。羊飼いは羊の世話をしなければならないので
礼拝に出られないため、神から離れている人と思われていました。イエス様がお生まれになった夜、
真っ先に駆けつけてそのことを人々に知らせたのは羊飼いでした。神から離れていた羊飼いが、クリスマスの
夜にイエス様と出会い、神を賛美する人に変えられたのです。
何にもまさって神を礼拝することが大切です。今年はテロもあり、神を恐れず武力を礼拝する中で真の神を
知らない悲惨さを思い知らされました。我が国でも、バブル崩壊後の
失われた10年の中で苦しみうめいており、
拝金主義の愚かさを見せつけられます。そんな中で、何を拝むのか、何が礼拝に足るものかを考える必要があります。
真に礼拝するお方はイエス様である事を見せてくれたのがクリスマスの日なのです。イエス様は生涯にわたり
私たちにそのことを知らしてくださり、そのクライマックスで十字架に命を捧げられたのです。身代わりの死を
遂げられた、そこに愛があります。
私たちを命がけで愛してくださったことを知るとき、私たちには恐れがなくなります。
共にイエス様がいてくださりいつまでも同じ愛を持ってくださるので、私たちは、安心して進むことができます。
神様は、大いなる決断をされて、そのひとり子をこの世につかわされたのです。私たちも、
物や金に仕えるのではなく、真の神様として人生の主をイエス様とする事を決断しないといけません。
天と地とは滅びても、イエス様の言葉は滅びることはありません。信じて従って行きましょう。