説教要旨

2002年1月13日(日)
 [説教題] キリストのしもべの心得
 [聖書] テモテへの第2の手紙第2章1〜13節
     キリスト・イエスの良い兵卒として、わたしと苦しみを共にしてほしい
 

 今回は、イエス様の兵卒(弟子)としての心得をパウロ先生が記されているところから学びます。

 私たちがクリスチャン生活を送る上で神様に導かれていないと、主を誉め讃えるより不平を言ったり
裁いたりしてしまいます。いつもあるべき心得を持って信ずるべきお方を信じていないと行き詰まってしまいます。

 地上の人には、激しい労務があります。信仰生活でも、私たちは戦いを強いられます。
信仰生活の中で何の戦いもないなら、その信仰は偽りです。イエス様を中心とする信仰を貫く時、
必ず戦いがあるのです。そこで、神様のためにどれだけ犠牲をはらったか、十字架を背負えたかが大切です。

 良い兵卒とはどういうものかを述べたいと思います。一つは健康な人、魂に病気のない人です。
ホーリネスとは、潔め、まったき愛などと訳されますが、主の御前に魂が健全であることが大切です。
 二つ目はそれぞれが持っているタラント(才能)を忠実に活用することです。ファイトを持たないといけません。
競技でも、参加するだけでなく規定に従って栄冠を受けなければいけません。イエス様のしもべとして、
少々の批判や嫌がらせを受けても、ファイトを持ってやっていかなければなりません。

 私たちクリスチャンは、主が戦うときに、共に戦いに参加し労苦を共にしないといけません。
犠牲のある賜物を捧げさせていただきましょう。

 キリストのしもべとしてのあり方を、もう一度確認して信仰生活を送りましょう。

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