説教要旨

2002年3月3日(日)
 [説教題] すこやかな歩み
 [聖書] テサロニケ人への第一の手紙第5章12〜28節  
      どうか、平和の神ご自身が、あなたがたを全くきよめて下さるように。
      また、あなたがたの霊と心とからだとを完全に守って、わたしたちの
      主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのない者にして下さるように。(23節)


  テサロニケの教会は、兄弟姉妹が助け合う教会で、パウロ先生にとって励まされ教えられる
ところでした。今日はその中で結びの祈りの部分から学びたいと思います。

 祈りの内容は、神様が全くきよめてくださり、霊と心と体が守られ、イエス様が内にあって
くださるようにというものです。クリスチャンは、神様の臨在信仰を持ち、力、権力にまかせて
神様に申し開きの出来ない生き方でなく、神様から責められることのない生き方をしてほしいのです。

 人は、霊、心、体によって成り立ち、それぞれはばらばらではなく一つとなっています。
人の心は、思うままにまかせているとずれてきて、自分は正しいと思っていても人を傷つけたり
していることがあります。霊つまり神様を認識する魂が存在し、心と体と一体になっているときに
健全な人としての生き方があるのです。

 クリスチャンは、神様から生かされているのですから、主の栄光をあらわす生き方をしなければ
なりません。主の御前にすこやかであるように霊をきよめ、心と体と結びつき、主の来臨の時に
私たちもよみがえり、栄光の体としてくださるのです。

 私たちも神様の御臨在を意識して、神様の守りの中で、責められることのない信仰生活を送っていきましょう。

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