説教要旨
2002年3月10日(日)
[説教題] 聖書に生かされる弟子
[聖書] 詩篇第119章49〜73節
あなたの約束はわたしを生かすので、わが悩みの時の慰めです。(50節)
私たちは、聖書をそのまま信じるという生き方をしています。御言葉を信じる訳は4つあります。
一つは、キリスト及び使徒たちの証であることです。御言葉に命をかけていることを教えられます。
二つは、霊的検証です。聖書を信じていく時に、真にキリストに似た品性に作り変えられ、
神の栄光を表し、人としても信用される者になるのです。
三つは、成就された預言の検証です。イスラエルの建国など様々な預言が成就されたことを見ることができます。
四つは、考古学による検証です。20世紀になり、アブラハムが実在したことが考古学で証明されました。
聖書は、想像の世界ではなく、実在し、信じるに足る御言葉なのです。
今日は、霊的な面から聖書が私たちにとって神の御言葉であることを詩篇から見たいと思います。
「み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。」(130節)聖書が開かれると、
聖書は読む人の心を照らし、自分がどういう存在かを知らせ、正しく歩ませる知恵を与えるのです。
「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です。」(105節)聖書は、人間の進むべき道を照らす光です。
遠くを照らすのではなく、足下を照らす小さなともしびであり、時代が変わっても変わったり、滅びたりしないのです。
「あなたの約束はわたしを生かすので、わが悩みの時の慰めです。」(50節)聖書は、寄り頼む人を
苦難の中でも力強く生かしてくれます。約束を実現し、逆境と苦悩の中にも再起することができるのです。
私たちも、御言葉にかける生き方をしていきましょう。