説教要旨
2002年4月7日(日)
[説教題] 復活の喜びの約束
[聖書] ヨハネによる福音書第16章16〜24節
このように、あなたがたにも今は不安がある。しかし、わたしは再びあなたがたと会うであろう。
そして、あなたがたの心は喜びに満たされるであろう。(22節)
今日の箇所は、イエス様が最後の晩餐の時に語られた説教と、お祈りの御言葉です。
ここでは、主の復活の約束について見たいと思います。約束の成就は3日目によみがえられたところから始まります。
主が死人の中からよみがえられたことが、弟子たちにとって喜びでした。私たちもこのことで、慰められ励まされるのです。
喜びについて、3つのことを見てみましょう。
一つ目は、喜びの時期についてです。
主が十字架に掛けるられるということは、泣き悲しむようなことですが、主の復活の時にその憂いは喜びに変わるのです。
泣きたくなるような悲しく失望に沈む時、主が復活して私たちの心においでくださることは大きな喜びです。
二つ目は、喜びの根拠です。イエス様が復活するという約束が実現したとき、すなわち弟子たちが主に
再びお目にかかったとき喜んだのです。その時、不安や憂いが取り除かれたのです。
復活された主との交わりこそが喜びなのです。
三つ目は、喜びが、どれだけ続くかです。他の喜びのように何日か経ったら忘れてしまうのでなく、主の復活の
喜びを取り去るものはなく、確実に持続するのです。どんなに迫害があってもその喜びを奪い去るものはないのです。
主が最後の晩餐で語られたこの御言葉を心に刻み、喜びの確実性を認識して進んで行きましょう。