説教要旨

2005年1月30日(日)
 [説教題] 礼拝における男女の勧め
 [聖書] Tテモテ2:8〜15

「男は、怒ったり争ったりしない で、どんな場所でも、
 きよい手 をあげて祈ってほしい。」 Tテモテ2:8

  聖書解釈の難しい箇所ではありますが、牧会書簡と言われている
テモテへの第一の手紙を通して、先週に続き学んでいきます。
  この手紙の書かれた当時は、礼拝の中での争いが生じており、そ
のために、まず男性には、きよい手をあげて(=神様に心を向けや
すい姿勢で、祈りに集中して)、祈ることを教えています。また、
女性には、礼拝に出席することよりも身なりに心を奪われるという
ようなことのないよう、心の内側の美をもって、神様の前に出るこ
との大切さを教えています。ここでは、男尊女卑を説いているので
はなく、創造の秩序・順序を考えてみて下さいと述べられています。
創世記2章7節から25節を見てみましょう。
  アダムのあばらぼねから、エバがつくられたとありますが、あば
らぼねから作られたということは、ハートのあるところ、愛のある
ところから作られたということです。それは、男性と女性が、愛の
信頼関係においてつながっていることを示しています。その創造の
順序が、礼拝の中でも守られていくことが正しいことである、と述
べられているのです。
  大切なことは、信仰と愛ときよさをもって、また信頼関係、創造
の秩序をもって、それぞれの立場にあって主に仕えることです。そ
して、神様の栄光をあらわし、神様の御心を御心としていくところ
の教会であり、礼拝であり、働きでありますように。

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