2000.11.12.

勇者王ガオガイガー
スペシャルドラマCD

スペシャルドラマ1 サイボーグ誕生
 ガイがサイボーグに成り果てるまでの詳しい経緯、マモルくんの北海道時代、華ちゃんの口癖「怖くない、怖くない」に関するエピソードや、命さんのラビットヘアーにまつわる話題など、物語の基礎固めとなるお話。ガオガイガー放送開始時に、これだけの設定があったんですね。
 知能指数300の猿頭寺くんにミスがあったり、27歳のハズの彼にそぐわない台詞があったり。出番の量は本編並(という表現が1番適切かと……)ですが、彼の存在感は健在です。
 子供たちのシーンで、CDについているオリジナル台本では「アドリブ」となっている部分に、数納くんではない声もします。レイコちゃんに「子供ねぇ〜」と言われ、「子供だもぉ〜ん(泣)」と返す数納くん。ここは、オリジナル台本では「ぅぅぅぅぅ(泣いている)」となっている部分でした。柏倉さんが数納くんに命を吹き込んでおられます。

 この1話はシリアスストーリーなのに、やはりガイ兄ちゃんひとりおもしろい。「いかんっ!」「もう、この胸板は……」など、随所で笑いました。
スペシャルドラマ2 ロボット闇酷冒険記
 本線と関わりのあるストーリー。おそらくこのCDの発売は、TV放送最終回以前だったんでしょうから、ガイのお母さんと木星に関わるこの話は、本線のいい伏線となったんでしょう。
 ええっと。台詞は一つでした。ただ、マイク部隊の中に、柏倉キャラがいるような気がしてならない……。きちんとした台詞になっていない、オリジナル台本では「Mたち」となっている部分に……。気のせいでしょうね。気にしすぎです、きっと。
スペシャルドラマ3 最強勇者美女軍団
 3作目から、路線の転向があったようですね。
 しかも、男性のみがへろへろになる怪音波で女性が活躍するという、不都合極まりない(?)話の展開。倒れ行く猿頭寺くんと数納くん。猿頭寺くんの倒れ方は、かなりの臨場感がございました。
 このお話ではお1人で3役をこなし、どのシーンにも出演し続けたならはしみきさん、あなたがチャンプです。恐れ入りました。
スペシャルドラマ4 ID5は永遠に
 どうして、スペシャルドラマシリーズの最後に、こんな本編からかけ離れたストーリーなのか分かりませんが、猿頭寺さんのルーツがちょっとだけ分かる、貴重なお話でした。このお話を知ってはじめて、45話での「父に代わっていただきます。」の意味が分かるんですね。「最高のタイミングを計算してやるからなっ。」という台詞も、ボルフォッグVSペンチノンの地下水脈のシーンの合間の耕助さんの台詞にありましたね。
 耕助さんのお父さん、耕市さんは、耕助さんと同じ声質ですが、かなりアクティブなシーンにご登場のため、しゃきしゃきとしゃべっておられます。
あばよぉぉ〜っ。」という耕市臨終の絶叫は、はるっちにとって柏倉さんの新しい一面を見た叫びでした。激しいです。こんなの初めて。
 恐竜人間D?ちっ違いますよね。「リィザードォォォォ〜」……気のせい気のせい。

 はるっち的笑いのツボ。大河長官「こっこうもり人間だあっ。」今まで散々生物兵器が現れていたという状況の中、ただのこうもりが飛んでいるのに「こうもり人間」だと決め付ける。モモコさんのシンプルすぎるつっこみが、それを見事に説明しきっており、絶品のボケでした。長官さんのようなキャラをいじくりまわすのって、おもしろそう。最高の素材じゃないですか。



超獣伝説ゲシュタルト
レンタルビデオ1,2巻

 「蒼子」と書いてあったから、だと思っていたのです。蒼子の初登場シーンも、美形すぎて女だと思っていました。次のシーンで、女と抱き合っている蒼子を見て、「男ぉぉ?」。役の範囲に女性も入っておられる柏倉さんだからこその勘違いでした。普通は迷いませんよね……。
 全体的に軽い雰囲気のお話なのですが、蒼子の周りには軽いノリの通用しない空気が流れていました。物語の中核、というたっぷりの雰囲気。
 蒼子は、わたしの弱い辺りです……。柏倉さんど真ん中付近の声(はるっち用語です)で、テンションゆるめ。このあたりが、はるっちを一番心地よくさせるツボ。たまに食べ忘れる魚の頬の肉。
 ウンディーネを召還する蒼子。「コロシアムに張った結界いっぱいになるまで水は止まらないよ。」←かわいい♪
 1巻の終わりでは、主人公に対抗するキャラとして悪役笑い。2巻中ごろでは、王理さんに勝てて喜び笑い。ちょっと攻撃するたびにすぐ勝ったと喜ぶ蒼子さんはかわいいです。グレミーには劣りますが。
  総評:蒼子はかわいい。   
                  以上。


 それと、王理さん、ライトニングボルトを使うなんて、このはるっちがアイオリアさまに代わってお仕置き〜。



紅いハヤテ
レンタルビデオ14話

 国の公的決定機関の影で暗殺と謀略をつかさどってきた闇の組織【死殻】(シノガラ)。死殻6人衆と呼ばれる最強の戦士を中心に、その組織統括を行い、この国の歴史を影から操り続けてきたのだが、6人衆を指揮する総帥がハヤテに暗殺されてから、組織の崩壊が始まる。
 ……というお話の中で、死殻6人衆の1人で組織の影の支配者である鞍馬幻舞が柏倉さんです。自分の手を汚さずして、わるだくみだけでこの世を自分のものにしようとする、考えられる限り最低の悪人です。水色のロン毛(でもハリーさんとは大違い)、細い目、バラの模様のお召し物、高く怪しい声、どこをとっても悪(声も?)。
 幻舞さんのお声は、おそらくわたしが知っている柏倉キャラの中で一番奇麗です。【奇麗】なんです。1〜3話までの幻舞さんは、「演技」というより、声を聞かせるためにしゃべっている、と言ってしまってもいいような、とにかく、並の美しさではありません。高くって、でも太くって、口調がかたくって(「〜なりませぬ」「〜でございましょう」「〜されよ」という調子)、丁寧で、透きとおっていて。よく、女性がかわいらしくしゃべるときに「さえずる」という表現を使いますが、柏倉さんの幻舞を言い表すと、「謡う」という感じですかね。聞かせますよ、と。なんならたまに裏声が出るくらいですから。
 3話後半から4話にかけては、奇麗だった幻舞にも叫びや激しさが現れます。
死殻、いや、この国はわたしのものだ。ふふふ。はははは。あ〜っはっはっは〜〜〜。(聞いてるこっちもどうしても笑えてくる程度の長さ。)」
よく言った!典型的な悪キャラよっ。そして、演説までご用意。「とどめだっ!」と叫びながらとどめをさされたりもします。
 出番は、多いです!



MY PRECIOUS BLUE...
みんながいるから…
スーパービックリマン ヒット曲集

 柏倉さんが単独で一曲を歌いきる歌を聞くことができました。まだ「スーパービックリマン」を見たことがないんですけど、それとは関係なく酔えました。一番低い音から一番高い音までとても丁寧に歌っておられるという雰囲気です。サビ部分はメゾフォルテで、静かな曲調の中、情熱的です。
 「みんながいるから…」の方はティキさまの台詞付き。おかげでティキさまのキャラがだいたいつかめたような気がします。
 「みんながいるから…」が「ティキ」の声で歌っておられるとしたら、「MY PRECIOUS BLUE …」はきっと地声で歌っておられるですね。声のお仕事をしておられる方というのはここら辺にまで使い分けができるのですから、本当敬服いたします。



ちびまる子ちゃん
再放送

「まる子 忘れ物をする」
 遠足のバス代を、まる子と同じく忘れたはまじ。はまじは学校の先生に相談して580円を貸してもらっていた。電話代の10円を花輪くんに借り、わざわざ家に電話してお母さんに小言を言われながら持ってきてもらうという苦労を重ねていたまる子は、はまじの言葉が頭で回っていた。「先生が貸してくれたんだ。先生が貸してくれたんだ。先生が貸してくれたんだ。先生が貸してくれたんだ。……(エコー)
永遠の友情を誓ったブー太郎に相づち。「明日、尿検査だよなぁ?」「あぁ。
尿を集めるために皆の注目を求める前田さんの涙に気づき、「なんだぁ?


ちびまる子ちゃん
本放送

「よりぬき!2001年式 まぼろしのツチノコ株式会社」
 もしかすると今日のはまじのご登場は、9月下旬以来?空き地がなくなっちゃう感動のお話以来?しかも、今日のお話は新録音かどうか分かりません……。
 はまじなら、喜んでいっしょにつちのこ探しに参加しそうなんですけど、変なところで現実的ですね。冷やかす側についてました。
うそつきぃっ。
おぉっ。つちのこ見たなんて言ってるんだぞ。うそに決まってんじゃん。
んんっ。
そんなこと言うなら捕まえてみろよっ。

以上の4つでした。


今週の復唱。

「あばよぉぉぉっ。」
猿頭寺耕市

激しいのです。かなり激しいのです。ちょっと、耕市さんのナリからは想像しがたいですが。
ローテンションが好きとかいいながら、今後、柏倉さんへ激しさも求めてしまう。


わだい。

◎「ランドロックドラマCD」の、2巻のみ手に入ったのですが、聞くべきかどうか、迷ってます。1巻と3巻、手に入るあてなんて本当にないんですから……。スヌーピーの服、かわいい♪はるっちはまだ柏倉さんご本人の声や文章ではスヌーピー話を聞いたことがないんですが、顕著でいらっしゃいます。

◎現在、一部地域を除いて放送中の「はじめの一歩」のビデオを何話か確認しました。【音響演出助手】として毎回お名前を見ることができました。【音響演出】というのは、音響効果による演出に関わっておられるのでしょうか?お仕事内容すら分からないので寂しさも募ります。もしかして、「一寸枕草紙」のトークCDで話題があった、「マイクと役者の関係」などを改善・工夫するお仕事だったりして……。最近お声を全く聞けないのは、新しいお仕事にしばらく邁進しておられるからなのでしょうか。お早いところ両立を考えてくださいね♪

◎「ちびまる子ちゃん」来週の「まる子 賞状をもらう」のお話には、はまじはきっと出ます!夏休みの絵の宿題で、はまじは早起きをして魚市場に行き「働く人の絵」を描いたんです、確か。まるちゃんとラジオ体操の地区が同じはまじをどれだけ愛しく思ったことか。