2001.01.08.

ちびまる子ちゃん
再放送
隣の町のあばれん坊
冒頭、ブー太郎とシーソーに乗るはまじ。
「あ〜、たいくつだよな、最近。」
   ↑まったり。
「うががががっ(欠伸)ん〜。」
   ↑とろ〜ん。
「な〜んかおもしれぇことないかな。」
   ↑思案。語尾短め。
この、まったりとした空気を乱す隣町の少年登場。
「んあっ!?あああああ。」
はまじは顔をつかまれ、「おまえの顔が一番おもしろい」とか言われてます。
「ううう〜。」
「なんだ?お前っ。」
「なんだよこいつ、えらそうにしやがってよぉ。」

   ↑決して強くはないし好戦的ではないけれど、張り合わずにはいられない少年の様。
「なにを〜。こいつぅ〜。」
突進していったもののかわされる。
「あああ。おぁ、おぁ、おぁ。」

「へぇいや〜。あああ。うわ〜。」
   ↑声を聴いている限り、【柏倉さん@ちびまる子ちゃん】とは思えません。
次の日、教室で負け惜しみ。
「くそぉ〜。」
「あいつらどんどん縄張りを広げてるぞ〜。」
   ↑か細いはまじ。
お昼休み、校庭で遊ぶ大野くんと杉山くんのもとへ。
「大野くんと杉山くん。頼みがあるんだ。」
「うちのクラスでも何人もやられてるやつがいるんだ。おれも昨日やられたし。」
「お願いします。あいつに勝てるのは大野くんと杉山くんしかいません。」
「頼みますっ。」
   ↑懇願。切実です。沈んでいるが高くか細い声。
学校が終わり、隣町のいじめっ子と大野くん杉山くんの決闘を見るべく、決闘会場となる公園に先に行っていたまるちゃんたちは、いじめっ子軍団にからまれます。向こうは仲間を連れてきており、自転車でまるちゃんたちの周りを、笑いながらぐるぐる回ります。そのいじめっ子一味に柏倉キャラが
1人。
「へっへっへっへ。」
「こーいつら、びびってるぜぇっ。はっはっは。」
   ↑高くて尖った声。この前のクラスのいじめっ子のときも似たようなキャラでした。
「いてぇ〜(泣)。ぃやめろ〜(苦)。」
   ↑杉山くんにやられる少年。
肝心のはまじたちは、会場にすら現れず、大野くんと杉山くんの期待通りの活躍により、この事件は解決に至りました。
いじめっ子退治を頼み、そしていじめる役の柏倉さん。
すてきな夏休みの始まり
花輪くんの夏休みのご予定を、庶民がたかって聞いています。
花輪くんからの別荘へのお誘いに、きらきらとときめくはまじ。
「別荘?」
「キャンプ?すっげぇ〜。」
   ↑その輝きといったら。
花輪家のバスで移動。バスの中にはカラオケもあり、はまじとブー太郎はカラオケしてます。でも、はまじの音声は、
「あ゛〜〜。あ゛〜。」
   ↑メロディが読み取れません。
海辺の別荘に到着。バスを降りる丸尾くんを見て、あっもう降りてもいいんだと気がついて。
「お?うへへっ。」
「おれ、ここで暮らしたいぜっ。」
   ↑顔を赤らめ興奮状態。声は増して興奮状態。
「は〜〜。」
   ↑ジュースをもらってはしゃぐ声。
海で、ブー太郎と水をかけあって遊んでいます。
「あははっ。それ〜。」
   ↑サービスカット。
そして、はまじ待望のキャンプ。のはずが、食べている山田くんとまるちゃんを見るはまじはというと。
「おまえら、よく食うなぁ。」
   ↑どうしてテンションが低い?
「うえ゛え゛っ。」
   ↑ひいてるし。
みんなが海で泳いでいる間に、海パンを持ってくるのを忘れた藤木くんはリリーという外国の女の子と出会いました。そのリリーと再会を果たします。
「お゛お゛っ?」
   ↑はまじがリリーのいる方向へ移動するときの音声。
「おれも友達になるぜっ。」
   ↑宣言。
こうして、夢のような夏休み初日のすてきな暮らしは終わりました。はまじはきっと、自分なりに毎日の楽しみ方を知っていそうで、楽しそう。


ちびまる子ちゃん
「ごきげん〜まる子の音日記」 CD 91.4.28.発売
B級ダンシング 歌:はまじ・ブー太郎・関口くん
はまじのまま歌が歌える柏倉さんをやはり尊敬しつつ。
3人の【B級男子】の中で最もA級に近い男はまじは、挿入台詞でも話題の中心だし、歌もすべておいしいとこどり。ソロパートはないものの、一応ハモリがあって、はまじは下を担当。「dancin' all through the day」の「でぇ〜い」がよい☆その他、伸ばすところ、高いところ、ほとんどはまじが持っていってます〜♪
 大きな声で歌いなさいと言われていがり声を出す小学生さながら、そういう雑な歌い方をしているものの、音程は決してはずさないはまじ。そして、男
3人で歌ってるのに、決して他の2人と声が一体化しないのがとても魅力です。
 はまじのこんにゃく踊りと「
いいじゃんいいじゃん」。そういえばかなり初期はこういうキャラだったねはまじ。関口くんもこういうくくりだったとは、知りませんでした。
仲よしマーチ 歌:みなさん
サビに山ほど出てくる「おーい×3」の「」で気張ってるはまじがず〜っと目立ちます。やはりはまじの歌声は、あれだけ大勢で歌っているにもかかわらず見失うことなく、ほとんどついていけます。あたしゃ、この歌を残業帰りに聞きながら涙したもんさ。
このCDのケースにひっついているブックレットは、柏倉さんのお写真付きでした。10年前の柏倉さんですかぁ〜。正面向いてくださ〜いっ☆ああ遠いお方……。


ちびまる子ちゃん
「わたしの好きな歌」 CD 92.12.28.発売
B級ダンシング 歌:はまじ・ブー太郎・関口くん
これには全く同じものが入っていました。


ちびまる子ちゃん
2001.01.07.放送
よりぬき2001年式 「21世紀に向けて」
冒頭、先生から作文のテーマを聞いたはまじの率直なリアクション。大衆の意見を代表するはまじの一言。
「難しいなぁ〜。」
   ↑あっさりはまじ。
21世紀へ向けて」という作文のテーマの発表があった日の翌日、はまじははまじなりに【21世紀】についていろいろ考えたようです。
「もしかしたっ、タイムマシンができてるかもしれないぜっ。」
   ↑「ら」にアクセント。興奮。
「おぉっ。み〜んな、過去や未来に行けるようになるんだっ。」
「それかっ、月や火星にも人間が住めるようになるかもしれないなっ。」
   ↑「ら」にアクセント。輝かしい未来を見つめ、夢見るはまじは美しい。
「そうそう、21世紀だからなっ。」
   ↑高潮。
夢見る少年に水をさす邪魔者前田さんの御成り。もうちょっとあの爽快高潮はまじを聞いていたかったのにぃ。
「なんだとっ!?おまえ21世紀を何だと思ってるんだよぉ。」
   ↑「おまえ」が速い。「え」が消えかかってます。
「21世紀はなぁ、何だってできるようになるんだぞ。」
「何でそんなこと分かるんだよっ(叫)。」
   ↑他のキャラだったら、泣き叫びになるぎりぎりのライン。
丸尾くんがまた余計なことを……。
「うんぐ。」
丸尾くんが加勢し、ますます調子にのる、夢見る少年いちいち否定派の前田さんに、ついにはまじ、足が出る。
「うぐぐぐぐぐぅ〜。きぃくそぉ〜(怒)。」
小学
3年生といえば、まだ男と取っ組み合いができる頃ですね。
「この野郎。いてててててぇ。いてぇ。」
「何言ってんだ。おまえが21世紀をばかにするからだろう!」
「何でばかなんだよぉタイムマシンがぁ〜。」
   ↑取り組みの際中の音声はここら辺までしかついていけませんでした。メイン音声はぎとりたい……。
「んがががががが。わ離せ〜。」
「だってこいつ、21世紀になってもタイムマシンなんてできっこないって言うんだぞ〜〜(泣・叫)。」
   ↑これこそがはまじの泣き叫び。誰よりも凄かった。あのたくま先輩より?
大野くんと杉山くんに引き裂かれるはまじと前田さん。
「離せよ大野〜〜。」「そうおれこそっ、させてやるんだっ、前田ぁ〜(執念)。」「行かせろ〜。」
   ↑話が進んでいる間も泣き叫ぶはまじは、おそらくこういうことを叫んでいるのではないか、という一論が上。
    まるちゃんや永沢くんがしゃべるので聞こえなくって〜。
    「させてやる」っていうのは、前田さんが言った「タイムマシンが不可能だってことをはっきりさせてやる」に
    対抗する言葉だと思われ、「タイムマシンが可能だってことをおれだってはっきりさせてやる」という意味じゃ
    ないか?ということに、
1時間考えた末、しました。
 思いがけず大騒動となってしまったこの暴動。はまじの作文は登場しませんでしたが、ああいうことを書くつもりだったんでしょう。前田さんと張り合ったから、はまじなら余計にこの路線で書くでしょうね。
実際
21世紀に突入したものの……。21世紀と言えど、それもまた22世紀への中継に過ぎませんし。20世紀ほどの急激成長が残される余地ってまだあるんでしょうか。



何でそんなこと分かるんだよっ
はまじ
シリアスストーリーかと思うくらい、リアルなはまじでした。な、泣いてるの?って思ったくらい。わたしの中でできあがってしまっている【柏倉キャラのイメージ】のうちの、【純朴】と【狂い気味】の両面が紙一重で共存って感じ?
◎「ちびまる子ちゃん」のみ、というのが凄い。それぞれ時代が違うので変化がよく分かります。『B級ダンシング』はかなり初期、再放送のは一度中断があってから以降のもの(歌:渡辺満里奈・植木等の頃)、そして現在のはまじ。現在のはまじは、10年前と結構変化ございます☆柏倉さんのはまじキャリアを実感。


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