アニメ ゲーム
はコメント。
は挿絵参照。
は場面説明。
は、ルーとの会話。
アニメ 機動戦士ガンダムZZ

一生のお願いであります。マシュマーさま。そうおっしゃられずに、我々にマシュマーさまのお手伝いをさせてください。
パパ、ママ。ようやくわたしも、モビルスーツの実戦に出ます。ご覧になっていてください。ふふふ……。えっ。 初陣を飾るべくガザCでエンドラを出る。
余裕の笑み。
えっ。マシュマーさま、わたしは、この戦いが初陣なのですよ。初陣と言えば、我々新人パイロットにとっては誕生日と同じです。 言うことと表情が釣り合ってません。
あ、はい、やります。がしかし……。
まったく、なんでマシュマーさまはこうも女に甘いんだ?
あ、はー、はい。
あ〜、か……かわいい……。
はいっ!Sir はるっちは、このシーンが一番好きなのです☆
やはり地球圏だ。一目で好きになれる女性がいるなんて。感謝します。ハマーン様。 本気でハマーンに感謝したのはこの時くらいでしょう。
ルーさん、この飛行機、電気系統には故障はありませんよ。 エンドラにルーをお招き。
この飛行機なんです?小型のくせにえらくエンジンはいいみたいだし、機銃ついてるし。
本物だよ。使えます。
エゥーゴで正式採用するのかな。
ルーさん……。
ルー・ルカ、家に帰りたいのですか?う〜ん……。
ルーさん、敵のモビルスーツだ。注意してください。 コアファイターを抱えたガザC
え?
ルーさん。
あぁっ。ルー。
あっ。
ルーさん、攻撃したのに、なんでまた?
なっないけど。あなた、どうして戻ってきたんです?
困る?
あっルー・ルカさん。マシュマーさま。
ルーさん、マシュマーさまが追いかけています。……まずい。わたしは自分の宿命を忘れそうになっている。 グレミーの未来が予測できる重要なシーン。
マシュマーさま、やめてくださいよ、出て行くなんて。 エンドラ内。唯一マシュマーを引き止める。
わたしだって、あの女の部下になるのはいやです。
わたしはマシュマーさまの部下でしょ。あの女は、モビルスーツのコクピットに座ると、興奮しちゃうような安っぽい女なんですよ。
マシュマーさま。あっ。
マシュマーさま、お戻りくださ〜い。
ガザ部隊、発進用意できました。あっ。 ラビアンローズに無理矢理接近するエンドラ内。
止めろ〜〜。 キャラさまを無視して命令。
ははっ。ガザ部隊、ドック艦制圧に出ます。
あの光は、アーガマのモビルスーツか。……やはり。ルー・ルカさんが乗ってんじゃないのかな。 ガザDで出撃。
その戦闘機、パイロットは誰だ!ルー・ルカさんじゃないのか?
あっはっはっは。よかった。ぼくはレミーです。おまえに裏切られた、グレミー・トトだ! ルーに再び会えて、手を合わせて大喜び。
初めてグレミーが自分の名前を言います。この時は「グ」にアクセント。
あの時のお礼をさせてもらう。ママから、けじめはちゃんとつけろと言われているんでね。
そう通り一遍の解釈をすると、痛い目に会うぞ。
逃がすかっ。
ふふ。とうとう捕まえたぞ。なんだっ、この胸の高鳴りは。ママ、もしかしてこれが恋というものですか?
もちろん約束する。ルーさん。さぁ、ルーさん、こちらへ。
うっふふふ。あぁお上手ねぇ。あっ。
はい。
うっ。あぁ〜。
なんのっ。
あぁ。あの女め、いちいちわたしの弱点をつく。
もう絶対に許してやるもんか。あの女めぇっ。
何か悪口を言ったな。アーガマの援軍。キャラさま、アーガマの戦闘機です。聞こえますか。ガンダムにドッキングするファイターですよ、きっと。
ガザC隊、3機を離せ。ドッキングさせると危険だ。
そっちはルー・ルカだな。
えぇ〜い、次々と数が出てくるっ。
よく見ればいい加減なモビルスーツ。一挙に潰す!
ZZか。敵に後ろを見せるかっ。あぁっ。
パパ、ママ。家の名前を持って、レミーをお守りください。でやぁ〜っ。 アクセントは「グ」。
うわっ。パワーが違いすぎる。
ルー・ルカ。2度も裏切った君を、わたしは、また助けてしまうなんて。
ルー・ルカさんじゃなかったのか。困ったなぁ。こんな小さい子。なんと、そそっかしいんだ。 リィナとの出会い。
人をさらっちゃいけません。
そんなにイライラしないで、ナイフを使うのです。 エンドラ内。
食事中音を立てない。食事中むやみに動かない。
ト、トイレ?食事中になんとはしたない言葉を。いけません。
ま、待て。分かった。分かったよ。特別に許そう。
行きたまえ。待ちなさい。
食事を中座するときにも作法がある。ナプキンをこうするのが、食事を中座するときの正式な作法だ。よく覚えておきたまえ。
オーバー過ぎるな。
いや、わたしが行く。
リィナ、どこへ行く! トイレの前でリィナを待つ。
何を言ってる。
おいたはいけないリィナ。君はルーが来るまで……。うっ。
隕石群の中にでも入ったのか。
リィナはZZのパイロットの妹だと? エンドラのブリッジ。
そんな卑怯なことはできない。相手はたった一機だろうが。
マークU?パイロットは誰だ。
ゴットンに聞けぇっ。
聞けよっ。
マークUのパイロットは女か。よし分かった。
マークUのパイロットはルー・ルカかもしれん。ふふふ。 廊下を移動。
心中語。
敵が攻めてきた。 リィナの部屋。
この喜びよう。やはりZZのパイロットは、リィナの兄なのだな。 心中語。
確かめに行こう。だから早くノーマルスーツを着なさい。
マークU。ルー・ルカがあそこに。 ノーマルスーツを着、宇宙空間へ。
わたしはそれほど甘くない。
エンドラとアーガマはまだ発見できないのか。
なんだ?コロニー?そうか。そこを捜索する。
何ぃ?バウを出せ。すぐに出る。
なるほど。さすが新式。軽いな。しかし、エンドラが爆撃を受けたというのならば、ルー・ルカをおびき寄せるためのリィナ、大丈夫なのか。
ブリッジ、人質のリィナは。どこに監禁した?
データー室だと?よしっ。
んっ。
うっうう。やめろっ。リィナを殺したいのか。
リィナを返してほしければ、ルー・ルカを代わりの人質によこせ。 本音。
エンドラを沈めたのは計算外だったな。ここは素直に、ハマーン様に謝るべきだ。まだ奥の手を出すときではないからなっ。 ミンドラ内。手には、ワイングラスに入ったぶどうジュース。だよね?
心中語。
なんだ。捕捉して臨検しろ。エゥーゴのものかも知れん。リィナ、この艦がアクシズに着くまでには、バイエルくらいマスターしておくんですよ。ファーストレディの身だしなみですからね。
民間の機械屋だというが、ゴットン、お前が尋問しろ。 メッチャーさんとミリィさんと出会う。
そうだ。ムーンムーンでの不名誉を挽回する、チャンスじゃないのか?
何っ?バウはわたしのモビルスーツだぞっ。
ゴットン。お前がそんな戦略しか思いつかんから、エンドラは沈んでしまったんだ。何でそれが分からん。
愚か者がっ。絶対に手助けしないぞっ。
ハマーン様は夏がお気に入りらしい。 アクシズに到着。ここから、龍の軍服姿。
確か以前もそうだったな。時には冬の厳しさもよいものだがな。
お久しゅうございます。ハマーン様。 ハマーンの宮殿。
いえ。エンドラを沈めてしまいました。お恥ずかしい限りです。
恐れ入ります。港の方がだいぶにぎやかなようで。
ハマーン様自ら地球に?
なるほど。直接地球に。
なんでしょう。
あぁっ。しかし、使いこなせる者が、居りますか。
ハマーン様。それは口さがない連中の噂です。
もちろんお供いたします。このレミー、ハマーン様の御ためなら。 アクセントは「グ」。そして、流し目。
エルピー・プル!はしたない。ここは宮殿だぞ。
プル!
とんでもない。あれは例外。悪いお手本だ。見なかったことにしてほしい。
どうだ?アクシズの街は美しいだろう。もっと時間があれば、ゆっくり案内するのだが。 リィナと車でショッピング。
洋服?あっ、そうか、しばらくアクシズを離れるのだ。洋服くらい買い込んでおくべきだな。おい、あの店の前で止めろ。
んん〜。これならルー・ルカに似合いそうだな。しかしわたしは、彼女のスリーサイズを知らない……。 アクシズの洋服屋。
ワンピースを買うのに、詳しいスリーサイズって必要?
リィナ、何を。逃げようとしても。 アクシズの街を走る。
リィナ!どこだ!隠れても無駄です。出てきなさい。
降りろ。この車は軍が乗用する。
なんのっ。
あれはっ?
どうした!あのモビルスーツ、誰が乗ってる?
2人に女の子1人だな?
リィナ、すぐに降りてこないと、きついおしおきをしますよ。
こらっやめなさい。あっ。リィナっ。
あぁっ。
ハマーン様の艦は出撃できたが、ZZが必ず近くにいるはずだ。草の根分けても探し出せ。 ミンドラ内。
ビーチャくん。モンドくん。ルー・ルカをどう思っているか聞きたい。どう思っているんだね。
なんだとっ。うう。
その、ジュドーというのは何者なんだね?
な、何?
で、ルーとジュドーというのは、本当のところどうなんだ?
やめんかっ。ルーさんは、ルーさんはそんなっ。
あぁっ。何だ?
ほぉ。我が軍に寝返ろうというのか。アーガマの待遇はよほど悪いと見えるな。
名前を聞かせてもらおうか。
了解した。ジュドーくん。
あらゆる意味で、我が軍にとって危険分子である。
自分の胸に聞けっ。
女だったら誰にでもやさしいようだな、ジュドーくん。
許さんっ。
ルー・ルカは本当にZガンダムのパイロットをしているんだな?
確認しただけだ。気にするな。
だめですっ。キュベレイのサイコミュシステムがうまく作動しなかったのも、この少年のせいだ。ちゃんと調べるまでは近づくんじゃない。
なんと下品な。やはりパイロットに品性を求めてはいけないのか。ならば、ルー・ルカはパイロットをやっていてはいけない。いけないのだルー・ルカ!
ジュドーめっ、ZZに戻って。
ん?正面にゴミ?
ZZのジュドー、妹を見捨てて1人で逃げるとは、見損なったぞ。 バウに乗る。
こら待てっ。待たんかジュドー・アーシタ。
待て〜、ジュドー。
待たんか、ジュドー。
ふんっ。つかまえたぞジュドー・アーシタ。んん?ん?んん?
ジュドー、いつの間にそんなところにっ。
寝言を言うなっ。ZZごと串刺しにしてくれるっ。 アニメの悪役キャラがいいそうな典型的な台詞。こんなものあるのね。
死ねっ!
うわあ〜。
サンドラは何で打たん?
打てんのかっ。
プルかっ。邪魔をするなっ。
どうゆうつもりだっ。
おい、まだ決着がっ。あぁっ?
そうかな、このバウとて使いようがある。
ふっ。ライフルなど使わなくても、このバウの機動性があれば、マークUなど敵ではないっ。 短い前髪をかきあげる仕草。
恐れるなっ。パイロットを捕らえろ。
何をやっていた?
侵入者のモビルスーツは、始末しろっ。
サンドラは予定通り出港だ。わたしはプルとリィナを連れて戻る。
プルめっ。サイコミュをオーバーヒートさせたのかっ?だからジュドーに近づくなと言ったのに。
サンドラ、サンドラ、応答せよ。バウ、キュベレイ、今から帰還する。プル、大丈夫か? 仕事と思いやり。
エルピー・プル、聞こえるか?エルピー・プル。 サンドラ内。
エルピー・プル。おまえの敵はガンダムだ。
そうだ。ガンダムこそ、おまえの倒すべき敵だ。そしてガンダムのパイロットは、ジュドー・アーシタ。
違う。ジュドーは敵だ。
目を覚ませ。エルピー・プル。
戦える目途がつくのならば、ここで中止させてもかまわん。どうなのだ。 マガニー初登場。
グレミーの手はマガニーのいすに。
分かった。ここまでにしよう。
いや、ハマーン様のところへ連れて行く。すぐに意識を回復させろ。
おまえは医者だろう。それくらいの処置はできるはずだ。
地球はすぐそこだ。時間がない。
ぁっ!リィナ。
今度は、何のレッスンを抜け出してきたんですか?
地球に降りたら、君も社交界にデビューすることになるんだ。
貧血をおこしたらしい。さ、レッスンを。
これはハマーン様。このような場所にわざわざ。 サダラーン内。
はっ。
この子であります。キュベレイマークUの、パイロットです。
必ずや、ハマーン様のお力になりましょう。
どうして、そのようなことを?
その隙に、わたしがアクシズの守りに回るというのなら、お考え過ぎです。アクシズは心配ですが、作り直せます。が、ハマーン様は、お一人です。 そういう言い方をするから突っ込まれるんだよ。
ご冗談を。
わたしがお側におります。
はっ。光栄です。
アーガマが動き出したか。 サンドラ内。
あっ。どこへ行く、エルピー・プル。
やれるのか?
ジュドー・アーシタはおまえの何だ?
答えろ!エルピー・プル。
よし。行け!
こうも催眠療法がうまくいくとはな。あとはサイコミュとの連動が問題だが。
ズサ隊、全機発進。その後サンドラは180度ターンし、アーガマを迎え撃つ。
わたしもバウで出る。後の指揮は任せる。場合によっては、そのまま大気圏に突入してもかまわん。
さすがにハマーンはわたしのことを疑い始めたようだ。このあたりでわたしの実力を示しておかないと、今の自由は危なくなる。 バウで出る。
心中語。
いいか。敵のモビルスーツはわたしが食い止める。ズサ隊はアーガマ撃破だけを考えろ。
大丈夫なようだな。あとはどこまでやるかだが。
Zガンダム?プルはZZを追ってきたんじゃないのか?
Zガンダム!パイロットはルー・ルカかっ?
ジュドー・アーシタ。
何っ?
逃がすな。追え!エルピー・プル。
何をしている?エルピー・プル。
エルピー・プル。引力に引っ張られるぞ。
落ちろっZ
しまった!
プル!
何だ?
アーガマの援軍だと?
エルピー・プル、運があったら生き延びろ!
力を抜いて、リィナ。きみはこのネオ・ジオンの記念すべき夜に、社交界デビューするんだ。すばらしい思い出になるよう、祈っている。 ダカール迎賓館。
グレミーの手はリィナの肩に。
では行こう。そろそろ時間だ。
すぐに慣れる。笑顔だけは忘れないように。
リィナ、よく見ておけ。ここにいるのは地球連邦の大人たちだ。彼らはああして、強いものに身を寄せるしか、生きる術を持たない連中だ。 グレミーの手はリィナの肩に。
んっリィナ。
ここにいなさい。心配することはない。
ハマーン様、ミネバ様を。 初のミネバ発言。
はい。
今後も協力関係を維持できれば、あなたたちにとっても、有益なこととなりましょう。われわれが本気を出せば、木星のヘリウム採取船を、すべて捕捉することも、たやすいことです。
ん?部屋で休んでいなさい。おい。
ありがとう。その言葉、素直に喜びます。 ぶどうジュース。
あぁっ……何だ?肌にまとわりつく不快感は。んんっ。
ちょっと失礼します。
んっ。リィナめ、どこへ行ったんだ! 緑の服に着替える。
本当にリィナは、少年と一緒に出ていったんだな?
誰が命令するものかっ。 迎賓館から外へ。
(吸)あれかっ。
ううっ。ジュドーめ。ここまで苦労して教育したリィナを、むざむざ取り戻されてたまるかっ。
いつまでも好きにはさせんぞっ。 バウに乗る。
なにっ?ルー・ルカなのかっ?
ガンダムチームがそろっているとはな。行くぞ、アマサ・ポーラ。 迎賓館から出たときは緑の服だったのに、バウで青い軍服に着替える。
これさえ落としてしまえば、ZZにはなれないはずだ。ううっ。うう。
オウギュスト。何をしていた!
んんっ。させるかーっ。
そうはさせるかーっ。
オウギュスト。
おいっ。勝手じゃないか。
何だと?
アマサ・ポーラ。
やめろ、ポーラ。
ポーラ、大丈夫かっ。あっ。
あっ。Zガンダム。ルーなのか。
わたしを落とす気か!
わ、分かったよ、ルー。
ルーの思い通りにするがいい。君にやられるなら、本望だ。さぁ、ルー。
ふっ。甘いな。 無理しちゃって♪
ポーラのドムが。何だっ。ZZの動き。
何だ?戦いの気合が消えて……。それに……。んんっ? 心中語。
エルピー・プル、生きていたのか。 バウから降りる。銃持参。
本当なのか?ジュドー。
ハマーン様に?何故放っておいた。
あぁっ。
何と言うことだ。敵を目の前にして逃げるとは。地球人のふぬけどもが。
エルピー・プル、来いっ。
プル……。
わたしは、今まで一体何をやってきたのだ。リィナを失い、プルまで造反する。血筋のおかげで、今の身分までのし上がってきたのではないはずだ。 バウで引き上げる。
はっ。 サダラーン内。
承知しております。
……子供ですから。
お言葉の意味が、分かりかねます。うっ。
真実を申したまでのこと。
っはっ。
はっ。
……はっ。
うん。 サンドラ内。
おまえはドライセン部隊を率いて、エルゴレアを撃て。わたしも後に続く。
ビーナスのなすがままに。さすれば彼女は、マルスを連れてくるだろう。
ギダンめ。わたしを監視しているつもりだろうが。 バウアタッカーで出る。
ここはわたしにまかせろ、オウギュスト。貴様は、エルゴレアのエゥーゴの基地をたたけ。
逃げてばかりでは、いつかは落とされるんだよ!!
何のつもりだっ。
ええっ。
あっあれは、ルー・ルカ。
っ。ルー・ルカがあそこに。
あっ。 バウに変形。
うっ(吸)。 「撃てるもんなら撃ってみろ。」と言われ動けなくなるグレミー。
う、う。
やはり。ルー・ルカ。ルーさん。グレミー・トトですっ。 思わず名乗る。
聞こえてないよきっと。
うっ。あぁっ。
ルーさん。 バウから飛び出す。
うわ〜〜。 ルーと会えたものの、会話はできない。
うう。うう。わたしは、青春を、青春を捨てるといいながら、まだわたしは……。
でぁっ。 バウ炎上。
オーギュストめ……。うぉ〜〜〜〜〜〜。 サハラ砂漠。発狂。
コア・ファイター。もしや、あれにルーさんが? まだノーマルスーツ。
ハマーンごときに、ネオ・ジオンを名乗らせるなどと……。ううっ。 サハラ砂漠を歩いてみる。青の服に着替える。ノーマルスーツは背中のリュックの中。
ジオン・ズム・ダイクンの教えは、デギン・ザビによって実践され、宇宙世紀65年に、ジオン公国が誕生する。そして79年には、一年戦争が勃発して、デギン・ザビは死んだ。その遺志は。その、遺志は……。
ザ、ザクタンカーにザク。それに……。うぉ〜。あぁ。わたしを迎えに来た。っはははははは。っははは。あっ。 青の部隊と出会う。
こんなところに、本当に地下の街があるのか? ガルダーヤ。
ここが入り口か。
ここまでは言われた通りだな。それにしても、なぜわたしが、奴等の言いなりにならねばいけないのだ。
な、なぜそんなことを?
青の部隊?
あぁっ。
わ、分かったよ。
いや、ここで我慢をしなければ。わたしは宇宙へ戻らねばいけないのだぁ。あぁっいてぇ。
ふんっ。
あっ。あ、あれは、ルーじゃないのか。 ガルダーヤ地下。
んんっ。あの男め。ルーに何をする気だ。
この女ったらしが。
ええっ。ルーさん、それはないでしょう。こんなところで会ったのも、神のお導きでしょ。2人の運命なのですよっ。
ルーさん。
だぁ〜っ。(吸)やってくれたなっ。このっ。
なんて固い顔だっ。
さぁルー、わたしと一緒に来るんだ。
本当の気持ちを聞かせてほしいのです。ルー・ルカさん。 ガルダーヤ地上。

ルーと出会って約半年。やっと得た口説くチャンス!実は数えるほどしか会っていないけど……。これって、プロポーズだよねぇ。
わたしはネオ・ジオンぐらい支配できる男だ。わたしと一緒になれば……。
んん?
青の部隊が戦っている?敵は誰だっ?
えっ?
ルー・ルカさん。……あっ。
あれは、Zガンダム。アーガマの連中め。ルーをスパイにさせて。 ガルダーヤ郊外。バイクに乗る。
あっ。しかし、青の部隊をやらせるわけにはいかんっ。
あああぁっ。モビルスーツであればっ。 ザクタンカー内。
これ以上しゃべるな、ディドー。傷に障るぞ。 ガルダーヤ郊外。夕方。
……承知した。 武士。
両手を動かせっ。微調整すればいい。 ガルダーヤ郊外。夜明け前。
まだ直したらんと言うのかっ。
スペアはあるのか?
直接つなごう。焼き切れるかも知れないが。
ひざが曲がらんよりはましだ。こうしている間にも、いつガンダムチームが攻め込むか。
ガンダムはあなどれんぞ。エロ。ディドー・カルトハの最期を思い出せ。
このグレミー・トト、砂漠で命を助けられた恩は忘れん。ディドーの無念は、このわたしがはらしてみせる。
自由のためだけに、死ぬのか?
自由など、宇宙へ行けばいくらでも手に入る。
宇宙では、嫌なのか?
ふっ。わたしと同じように、こだわるな。 エロに呆れられてる……。
わたしはザビ家再興にこだわる。うつけ者のたわごとと言われるが。人々は常に権力者による支配を望んでいるものだ。独裁者による支配であろうと、それが平和であるならば、それでいいというのが大衆だ。青の部隊だって、トワレグの名をこのサハラに広げられるぞ。
死したるディドーを抱いた手に賭けて。
街でガデブ・ヤシンを待つ。エロ・メロエは、ここでモビル・スーツを整備しておいてくれ。
また会ったな。 ガルダーヤ。ぶどうジュース好き。
改まるほどの用はない。
座っていろ。
わたしたちは仲間だよ。
ふられたもの同士、一緒に杯を傾けるのも悪くないと思ってな。
人を愛することは1つの名誉だ。侮辱することは許さんっ。 八つ当たり。
自分のことを言っているのか?ジュネ・コク。
偉大さとは、偉大であろうとする行為そのものだ。
んん?ジュドー・アーシタ。それに、エルピー・プルも。
ミンドラ。何故ここに。
何をするつもりだオウギュスト・ギダン。この街には、エゥーゴもアーガマもおらんぞっ。
止まれー。 ミンドラと合流。
ミンドラのオウギュスト・ギダンに会わせろ。わたしはグレミー・トトだ。
っ。よくもぬけぬけと。
信じられん。オウギュスト・ギダン。
分かった。ガデブ・ヤシンに会いたい。どこにいる。
無理をするな。まるで幽霊にでも会ったような目つきをして。
ふんっ。顔に似合わぬ文学的なことを。 真面目な顔をしておもしろいことを。
貴様がガデブ・ヤシンか?
ディドー・カルトハを知っているな?
ディドーは死んだよ。
ガンダムにやられた。
出てくるぞ。ガンダムチームが。
ふっ。所詮小さなお山の大将か。ん?
オウギュスト、ドライセンを出せ。 ネオ・ジオン軍、青の部隊仕様。
どうせ狙うのなら、大物の大将になることだな。
エロ・メロエ、グレミー・トトだ。 ドライセンで出る。
仲間の戦術論の違いは、後で協議しろ。今はガンダムだ。ガデブ・ヤシン。聞こえるか。今はディドーの仇をはらせ。わたしは、彼の志を果たしたい!
エロ!! エロに命を救われる。
これまでか……。許せ、ディドー・カルトハ。いつの日か、必ず無念をはらしてやる。 ルーにドライセンの腕をやられる。
どういうことだ、オウギュスト。 サンドラ内。
ガンダムチームを捕捉したのなら、追撃撃破するのが常道のはずだ。
オウギュスト、何を言いたい?
……貴様、見たのか、あれを。わたしの留守の間に。
……来い。
……が、これを見たからには終生わたしに従ってもらう。
わたしが今まで、ニュータイプ部隊を温存させていたのは、アーガマに代表されるエゥーゴや地球連邦が、真の敵と思えなかったからだ。
そうだ。既に半年は冬眠させている。
ニュータイプ部隊の尖兵。わたしが手塩にかけてきた戦士だ。
ニュータイプに年齢は関係ない。
ハマーンの命令で、わたしを監視するはずの貴様が、ハマーンを裏切れるのか?
ザビ家の血統を信じるか?オウギュスト。
ハマーンは何故、わたしのような青二才を甘やかしていたのか、考えたことがあるか? 薄暗い部屋での会話。オウギュストオカルト化。
どうする?ありのままをハマーンに報告し、その後で、このプルツーに殺されるか?
なぜそう卑屈になる?命が惜しいのか?
ザビ家再興のため、命を貸してくれ。
オウギュスト・ギダン。運はおまえに味方しなかったか。強さだけでは、人は生きてはゆけないのだ。わたしは強さだけで、ハマーンを倒そうとも思っておらん。 心中語。
キリマンジャロに連絡をとる。後続のモビルスーツを搬入させるのだ。レーダー通信、使えるか?
いやいや。大切なものを運んでくれたお礼だ。好きにやれ。 ダブリン上空。
よし。行け!アリアス。
つまり、アリアスは相手がニュータイプだから敗れたと言いたいのか?
ダナの言うとおりだ。戦う前におまえがつぶれてしまう。サイコガンダムは過酷なマシーンだ。
貴重な戦力を実験台のような形で使うわけにはいかない。それに、あれのパイロットは決まっている。
アリアス、自分の置かれている立場で実績を示せ。そうすれば道は開ける。
なんだと?特攻をかける気か?右回頭っ! グレミーの両手はオペレーターのいすに。
う、撃ち落せっ。
何?モビルスーツ隊は何をしているっ?
このままダブリン上空を突っ切る。いっきにアーガマをたたく。攻撃用意!
どうしたっ?
何?
アーガマを目の前にしているというのに……。ZZめっ。
撤退しろっ。
コロニー落としを成功させた今、マシュマー・セロはさぞ鼻が高いだろうな。それにひきかえこのグレミー・トト、ラカンにも劣る。しかし、このチャンスにアーガマを沈め、ZZを撃破できれば、名誉挽回はなる。 口に出してます。
プルツーの部屋に向かう。
運命の女神は、このミーに必ずほほえんでくれる。目覚めよ。プルツー、目覚めるのだ。 周囲から「レ」にアクセントをつけて呼ばれるようになってだいぶ経つころ、ご本人も「レ」におくようになる。
プルツー、プルツー。
うっんん。 プルツーににらまれて後ずさり。
そう、ここは地球だ。
全てが整理されたのなら、おまえなど必要とはしない、プルツー。
しかし、状況は悪くない。むしろ有利というべきだろうな。
戦いには機というものがある。たとえ戦況が味方に有利だとはいえ、その機を逃せば、戦況は逆転する。
プルツー。
プルツー。
サンドラはこのままキリマンジャロへ向かい、ハマーン様と合流する。
頼むぞ、プルツー。
ラカン・ダカラン。ハマーンはサイド3の内乱やら、ネェルアーガマの動向に悩まされている。 サンドラで宇宙へ。キャプテンシート。
キュベレイの遠隔操作ができるようになったからといって、無理するな、プルツー。
ほぉ?……ふふ。プルツーがあの調子なら、アクシズをこの手に掴む時も近いということか。 心中語。
アーガマとて、われわれがコア3に攻め込むことを、悪くは思ってないはずだ。われわれとキャラの戦闘を、見るつもりだろう。 グワンバン内。
いいのか?プルツー。 ただならぬ関係。
デッキのクィン・マンサは見たか?
ふっ。あれはおまえにしか使いこなせないのは、分かっているくせに。
あぁ。ハマーンを葬る準備は整った。アクシズの制圧も終わり、あとはキャラの艦隊を撃ち破り、ハマーンに宣戦布告をする!
アーガマもわれわれに楯突く気かっ。キャラ・スーンの艦隊はラカンに任せいっ。我が艦は、ネェルアーガマの空域を掃討しつつ、コア3に接触する。
あっはっはっはっは。当たれ。当たれ。アーガマごとき艦は、沈めっ! すっかり悪キャラ。充実感。
味方を欺くには、味方と同じ顔色をせねばならん。まして一度挙げた手だ。あっ……。ふっ。血の汚れというなら、その言葉甘んじて受けよう。だが、今度会ったときはその首をきれいにはねて、ジオンの血の王国を、わたしの手で再建する。失せろ、ハマーン! アクシズ。
だろうな。漁夫の利をかすめようというのだろうが。
そうだな。そのままで聞け。ジオンの兵士たちよ。もはや忍従の時は去った。諸悪の根源は、ミネバさまをいただき、欺瞞あふれるジオンを受け継ごうとした、ハマーン・カーンにある。真なるジオンをこの手に握るのは、ハマーンの首を我が面前にささげる諸君らである。さすればこの宇宙圏の英雄として、末代までたたえられよう。
おまえに喜んでもらうためではない。昨日までハマーンに忠誠を誓っていた者たちには、地球をくれてやるぐらいのことは覚悟はしないとな。
何か用か。うん。うーん。うん。あぁ。分かったラカン。たしかにドーベン・ウルフは、我が軍だけのモビル・スーツだ。好きにするがいい。ふんっ。つまらんことを。見かけばかり気にする。もうじき死ぬかもしれんというのに。 グワンバンの個室。ぶどうジュース。
そういう自分ももうじき死ぬのに見かけばかり気になる。
プルツーは何をしている?ニュータイプ部隊を、もっと前面に押し出させろ。 アクシズのオペレーションセンター。
モウサを切り離せっ。
方位修正。モウサを、ハマーン軍にぶつけてやれ。
ハマーン・カーン。世界を治めようなどという野心は、身を滅ぼす元だよ。
分かっている。
アクシズの速度を上げろ。
アクシズを、コア3に接触させる。
ハマーン、今度はモウサのように、簡単にはよけさせはせんぞ。
我が方のモビルスーツ部隊はっ、何をしているっ?
どうした?
何だと?うはっ。
プルツー。どうした?
クィン・マンサのサイコミュは、完璧ではなかったのか? 「ミュ」は長めに発音。
ならば、なぜ?
ううんっ。 クィン・マンサへ。
プルツー。なぜ戻ってきた?
プルが?しっかりしろっ。プルはとっくの昔に消えたんだ。ガンダムに惑わされているだけだ。やつらを倒せば、そうすれば、……。 プルツーの目線までかがむ。
治るっ。そのためにはおまえの力、このミーがもらう。 クィン・マンサのコクピット。
おまえとわたしの力で、ガンダムを宇宙の暗闇に落としてくれるっ。
んんっ。
Zガンダム。ルー・ルカ。わたしはっ。
さぁ、おまえを縛ろうとする敵を倒せっ。プルツー。
見ろっ。わたしたちの行く手をはばむものなど、何もないっ。
プルツー。あのガンダムをやれば、気分もよくなる。
そうだ。
何っ?
そうだ。やつこそ倒さねばならん敵だ。 手はプルツーの肩に。
う゛っ。
プルツー戻れ。やつは敵だぞ。プルツー。
わたしには戦わねばならぬ大義がある。おまえこそ正義など見えないのに、なぜ戦う? クィン・マンサのコクピットから出る。
おまえはただの兵士だから戦っているのだ。おまえがガンダムに乗っているのは、状況にすぎん。しかし、わたしは違う。自ら過酷な生き方を選び、後悔はしていない。おまえには内から湧き上がる衝動はあるまい。そんなくずは、わたしの前から去れっ。
みんなの意志だと? プルツーに、腰に手をまわされる。
や、やつがいる限り、痛みは止まらんのだぞっ。
何を言っている。おまえは、わたしの一部だ。惑わされるな。来るんだっ。プルツー。 クィン・マンサのコクピット。
プルツー。戦えっ。
いつまで敵に惑わされるっ。
うわぁ。
そうだ。それでいいんだ。ジュドーを殺せっ。
……(吸)っ!ZZは不死身かっ。
行くなっ。
うるさいぃっ。
戻れっ。 クィン・マンサのコクピットから出る。
うっ。
き、君か、ルー・ルカ。君にやられる……。 会話にはなっていませんが、ルーにだけは聞こえたでしょう。